日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

何もない一日

・ひさしぶりに何もしなくていい一日である。正確には、しなけりゃならんことは多々あるのだが差し迫ったものはないため、何もしないことに決めたのである。けれどけっきょく一日PCの前に座っている。何かにずっと焦り、何かにずっとイライラして、終始どこか不機嫌である。
・鳩山大ボケ内閣が本気で東アジア共同体を実現させるつもりでいるらしい。つまり日本を事実上中国の属国にするということだ。腹黒い世間に「友愛」の精神で立ち向かうなど小学生の発想だが、言っているのは還暦過ぎの立派な大人である。笑い事ではない。我々日本国民は比類ない暗愚の徒を首相に迎えたのである。