日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

2014-01-01から1年間の記事一覧

最近物忘れがひどいのだが

・いちばんひどかったのはこのブログを再開したのを忘れていたことである。今日ふと思い出した。もう十一月も後半だ。 ・『デュラ』も『黒子』も作業がシリーズ終盤で、公演が終わって余裕があると思いきや、ほとんどまったくない状態がつづいている。体調も…

九月になってしまった

・切羽詰まっている。やらなければならないことが多すぎて困る。 ・tsumazuki no ishi『寝覚町の旦那のオモチャ』を観てきた。今回は少年王者館との合同公演で、演出は天街さん。すっかり天街色に染まっているのだろうと思いきや、いつものtsumazukiの色を濃…

『羆嵐』再読

・終戦記念日だが打ち合わせ。三鷹は暑かった。 ・ツイッターのTLに三毛別羆事件の写真とされるものが流れてきて(無関係なものだった)、ひさびさに吉村昭の『羆嵐』(新潮社)が読みたくなり、kindle版で再読した。夢中になった。 ・吉村昭の筆致はほとん…

ブログを書くということ

・自分のことや自作について語るモチベーションがさがってきて、ツイッターと連動させるままにここを放置しておいたのだが、気まぐれに再開するのは年を取ったからである。四十六歳、二十歳の頃はついこないだのようだが二十六年前、二十六年後は七十二歳、…