日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

九月になってしまった

・切羽詰まっている。やらなければならないことが多すぎて困る。
tsumazuki no ishi『寝覚町の旦那のオモチャ』を観てきた。今回は少年王者館との合同公演で、演出は天街さん。すっかり天街色に染まっているのだろうと思いきや、いつものtsumazukiの色を濃厚に残しつつ、決めるべきところは決めるというスタイル。やっぱ天街さんの演出はカッコいい。台本どれくらい変えたのか、説明バッサリ削ったんだろうかと寺十さんにうかがったら、元から説明はほとんどない、けれど初演は三時間半あったと聞かされて笑う。なぜスエヒロさんのような才能が演劇をやめなければならないのか。ほかにやめなきゃならん奴はいっぱいいるだろうに。
次回公演、出演者のみ公表いたしました。くわしくはまたおいおい。