日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

二週間

・なにが変わったかといえば、 ・よくテレビを点けるようになった ・夜更かしできなくなった ・書けなくなった ・時間が経つのが倍のスピードになった ・そんな感じだろうか。テレビは点けるだけで見てるわけではない。夜はとにかく眠くなる。書くことは見え…

あっという間に十日が過ぎた

・あきらかに前の猫を亡くしたときとはちがう種類の悲しみで、あの日の翌日が延々毎日つづいている感じがする。とにかく時間が経つのが早い。一年どころか十年が瞬時に過ぎていきそうな気がする。 ・できればなにもしないでひと月くらい暮らしてみたいのだが…

そうか、もうおまえはいないのか

・日曜の午後、荼毘に付した。霊園までの車中、ずっと遺体を撫でていたが、もうほとんど骨と皮だった。もともと3.9キロあったのが、最後は1.3キロくらいになっていた。体重が半分になったときが生死の境だそうで、この状態で生きているのはすごいことだと獣…

愛猫が逝く

・本日午前二時半に逝ってしまった。昨秋あたりから調子を崩し、年末から介護状態だったので覚悟はしていたのだが、いざ逝かれてみると放心状態で涙も湧かぬ。いまはただ寝たくない。起きて、あれがいないことの悲しみに耐える自信がない。 ・利発で手のかか…

年始も仕事なわけであるが

・考えてみれば昨年は後厄なのであった。だからあんな年越しだったのである。すげえなあ。とりあえず厄は明けたが、昨日はお不動様でお札をいただいてきた。三年つづけたので、もはや習慣になった。つうかたのしみである。やめられない。お坊さんが法螺貝を…

賀正

・あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 ・けっきょくスカイプ会議は午前四時半まで。こんな年末年始はかつてない。自分は面白かったからいいが、ほかのスタッフがどう思ってるかはわからぬ。そんな思いをして作っている作品の…