日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

二週間

・なにが変わったかといえば、
・よくテレビを点けるようになった
・夜更かしできなくなった
・書けなくなった
・時間が経つのが倍のスピードになった
・そんな感じだろうか。テレビは点けるだけで見てるわけではない。夜はとにかく眠くなる。書くことは見えてるのだが原稿にするのに苦労している。そして時が経つのが早すぎる。あれから二週間とは到底思えない。こうして歳月を重ね、あっという間に死んでいくのだろう。やりたいことをやらなければ損だ。わかっていながら時間を無駄にしている。地球をしばらく止めてくれぼくはゆっくり――何をしようか。