日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

四日目

・実はいちばん緊張した日だった。自分の唯一にして無二のゲイの友人がソワレに来場することになっていたからである。見ていてそんなに愉快ではない自作ではあるが、今回は特にそうだし、扱っている題材が題材である。本番中はアユム君から命じられてカメラの操作をやってたのだが、ガチガチになって何度もトチってしまったほど。おそるおそる終演後に挨拶したが、特に怒っている様子はなくて安心した。彼には自分のセクシュアリティについて少し話をしたことがあったからかもしれない。いずれまとまった感想をくれるそうなので期して待ちます。ほかにも多くの皆さんにご来場いただきました。本当にありがとうございます。
・本日は荒天。それでも「来て良かった」と思っていただけるような舞台をお目にかけます。ご来場お待ちいたしております。