日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

今週から稽古入り

・ということで台本執筆に邁進しているわけです。芝居も観にいけません。映画も見にいけません。ちびちび本を読むことと、CSでむかしのテレビドラマを見ることと、週になんどか近所のインド料理屋で食事をすることだけがたのしみな毎日です。ろくに人とも会っておらず、猫と遊んでばかりなので、知能も猫なみになってきました。廃人まであと一歩。こうして死んでいくのかと思うとうんざりしますが、そんな人生をえらぶしかなかったのだから自業自得です。ほっといてください。
・特に意味のないエントリですが、なんとなく更新してみました。とりあえず新田次郎の『小説に書けなかった自伝』は面白かったです。人生の岐路で妻の判断とはことごとく逆の選択をする新田の姿に、夫婦仲の心配をするしかない自分は小物です。独身でよかったです。