日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

朝から晩まで

・朝からアフレコ。新番組の第一話であるから挨拶というものがあり、シリーズ構成としてなにか言わなければならぬ。昨日の教訓を活かし、毒のない前向きなご挨拶をする。精神状態がこんなだからみなさんに心配される。笑顔にならなければと思うが、笑顔が湧かない。このままではまずいと思う。
・夕方からは別件の打ち合わせ。新番組の途中参加。はじめて組む方ばかりでどうしたものかと思ったが、いい人ばかりで安心する。その後ライター陣と懇親飲み会。帰りに「高木さん、寝てないんですか?」と心配される。寝てはいるんだけど……と説明がつかない。なんとかしなけりゃと思うが、どうにもならない。せめて気力が欲しい。力が欲しい。
・帰ってきても〆切りに次ぐ〆切り。どうすりゃいいのかわからない。とりあえず寝る。