日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

遅く起きた日は

・疲れてんのか、起きたら一時。原稿仕事は片付けておいたので、きょうはひさびさに先代ぬこの墓参に行く。秋彼岸法要欠席を詫び、帰宅。来月は五年目の命日。ということは来年は七回忌か。早。
・「暗黒地帯」で使用したプロジェクターを借りっ放しだったため、貸し主の内海さんがわざわざ地元まで来てくださる。無事お返しし、駅改札でしばし歓談。またしてもわれわれが男子としていかにダメかという話になり、そういやトシゾーネモトと内海さんはほぼ同い年、六つか七つ年下の男子とおなじように、しかも何度もぼやいてる自分ってどうよと自問しながら雨に打たれて帰宅。とりあえず内海さんは憂さが晴れたようなので、それで良しとしよう。
一昨日の会議の模様がアップされてるが、向かって左手前から監督、O田さん、B社S藤P、向かって右手前からM井さん、トシゾーネモト、自分である。トシゾーネモトと自分は完全に埋没してしまっている。かくしてわれわれの写真は当人たちの意志とは別になんだかレアなものになってしまうのである。