日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

さすがに疲れる

・連日稽古だとさすがにしんどい。自分の食料を買う暇もなく、何をする余裕もない。
・昼は佐々木さん宅で音作り。引っ越されたばかりの新居にお邪魔する。PCのおかげで作業が簡便、あっという間に音が出来ていく。意外や、ある音だけがなかなか見つからず、本日唯一確定できなかった。ありそうだけどなあ。無いのが意外。何の音かは秘密です。
・その後スタジオ。今日も通し。荒井さんの教え子たちが見学に来る。子供に見せる芝居じゃねえよなあと思いつつ、子供の感想が気になる。ちなみに未就学児童入場不可です。ということは小学生以上はご観劇いただけるということです。悪しからず。
・見学がいると芝居が変わる。良い方に変わる。「だから高木さん、見学は大いに呼んだ方がいいですよ」と平山は言うが、人望がないのか多忙な人間ばかりなのか、みんな呼んでも来ないというのが実状である。今回はスタッフさんも多忙者ばかりで、袴田さんも佐々木さんも安藤さんも通しを見れてない。大変だ。そんななか内海さんがある機材をもってやってきてくれた。ありがとう、うっちー。さあ、これがうまくいくかどうかは小屋に入ってみなけりゃわからない。われながらめんどくさい指定をしたもんだ。もう御免です。なのでこういう演出は最後の機会なんで、どうかお見逃し無きよう。