日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

遠距離稽古場

・仕事がどうなるのかわからなかったので当日になって乱入を決意、差し入れの高級スイーツ(笑)を購入して稽古場へ。いや、遠い、遠い。遠いとは聞いてたがほんとに遠く、徒歩二十分ほど。でも芝居の稽古のためにあるような見事な稽古場で、あまりに遠いので誰も使用してないのだと思われるが、あれは穴場だな。どうでもよいが、京橋だろうが日本橋だろうが千疋屋千疋屋である。しかしことえりも利口になった、千疋屋を一発変換とは(さりげなくみのりさんより優位をアピール)。
・帰りは飲まないつもりが、浩樹さんが「高木さん、メシまだですか?」というので、急遽サシ飲みすることに。浩樹さんは面白い人で、常に何かに悩んでおり、常に考えすぎていて、こんがらがった糸のような思考状態をそのまま開陳してくるので、彼との会話はそれをともに解きほぐしていく作業になるのである。結果、だいぶお役に立てたようでうれしい。帰宅一時。けっきょくこうなる。
・気づけば本番一週間前、明日からはスタジオ稽古である。チケット絶賛発売中。よろしくお願いいたします。