日日鵺的(新)

演劇ユニット鵺的と動物自殺倶楽部主宰、脚本家の高木登が年に二、三回綴る日々

二日連続観劇デート(ただし男と)

・昨日はmétroの『妹と油揚(舞台版)』をテツタさんと観劇してきました。métroは宝塚出身の月船さららさんと無名塾出身の出口結美子さんによるユニットで、天願大介氏が作演出を担当しています。旗揚げ公演の『陰獣』が評判になったのをご記憶の方も多いでしょう。新宿三丁目SPACE雑遊にて、21時からのレイトショーでした。
寺十吾、鴇巣直樹、外波山文明、若松武史という胃がもたれそうなメンツに美女二人、こういう構図は好みなのだよな。芝居の成否は半分以上キャスティングで決まるもんだと痛感しました。『陰獣』、観とけばよかった。出演していた丸山厚人は、O田さんも熱心に推薦されてる俳優なのです。
・本日はDULL-COLORED POPの『プルーフ/証明』のアンコール公演を渋谷 SPACE EDGEにて平山と。翻訳劇ですが、主宰の谷さんみずからが訳しており、これが実にこなれていて素晴らしい。翻訳物特有の違和感ゼロ。役者も力のある人ばかりで、特に清水那保さんは圧巻でした。
・帰りに平山とメシ食いながら今後のことを。下手なものはお見せしませんので、どうか来年以降もご期待ください。
この人こんなことしてたらヤバいんじゃないですかね。この方のご意見には説得力があります。民主党に投票した人間だけが国民だと錯覚しない方が良い。